11日12日「千歳の飴」のお話
平安から室町時代、旧暦10月の吉日に子供の成長を願う厄除けの行事がありました。それが現在の七五三の原型とされています。 現代では11月の吉日に子供の成長を祝う行事となっています。
千歳飴は、当初から七五三とセットだったと言うわけではなく、江戸時代初期に、大阪の平野甚左衛門と言う飴売りが、浅草寺の境内地で「平野あめ」を売ったのが始まりと言われています。
その後、地元浅草の飴売りが子供の長寿を願う「千寿あめ」を新発売したようです。 水飴を幾度も伸ばし粟を入れ赤く着色した飴は、当時、とても画期的で、飛ぶように売れたようです。